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「また会う日までっ!」北海道富良野 太陽の里キャンプ場

昨日はみんなで楽しくドンチャンドンチャンやって、寝たのは2時ぐらいでした。お酒も入っていたので、全員で朝寝坊です。起きたのが9時ぐらいでしょうか。お酒で顔がパンパンにむくんでおりました。。

のんびりと宿の人たちと話をしながら朝ご飯を食べ(ご飯3杯おかわり!昨日の夜も3杯おかわり!)、コーヒーをいただき、さあそろそろ出ましょうか、と黒ちゃんと二人で腰を上げたのがすでに11時(連泊したいねとも話してた…でもお金がないからやめた)。
「みんなで記念写真撮りましょうっ!」と言うと、宿のオーナーさんが「いいよ。あぁ、よっこいしょーいち。」と言って立ち上がります。

昨日あまり書けませんでしたが、このドラム館という宿はオーナーさんとそのお兄さんとヘルパーさんの三人で営まれていて、このオーナーさんご兄弟がとにかく強烈に面白い。
オーナーさんに肩をポンポンと叩かれ、振り返るとオーナーさんの人差し指が僕の頬に突き刺さるという、小学校以来のいじくりネタで15回程遊ばれました。朝もおはよっと肩を叩かれ、振り返ると人差し指が頬に刺さりました。ゴリゴリ押しです。
聞けば元々は大阪の方だそうです。このねじ込み加減は間違いない、大阪や。
朝も、十勝産の納豆が食卓に出ていたので「これは地元の納豆ですね!」と言うと、「うん。なっとく?(納豆食う?)」とお酒の残る僕の脳みそに電撃カウンターをおみまいしてきます。脳みそがぷるぷるしてきます。
単発でなく連打で、その上兄弟お二人でサラウンドのダジャレタイフーン!!ほんとマシンガンや。くだらん過ぎて内容は全然覚えとらんけど。。。
この個性爆発のシュールな宿を僕が気に入らないわけがないやろ。音楽好きな人は楽器もたくさんあるし、イチ押しです。僕もまたいつか来たいなぁ。
ダジャレタイフーンはともかく、空気を和ませて盛り上げるために頑張るその優しい心遣いがとてもありがたかったです。が!……あのテンポと空気に入り込むには一日では足りないな…経験も必要や。。
あの力強さは僕も見習いたい!

オーナーご兄弟(左お二人)と、黒ちゃん(座ってる人)、僕(右)の四人で記念写真。
食べ過ぎてお腹ぽっこり。

ドラム館の前で記念写真を撮ったあと、オーナーさんご兄弟、ヘルパーさんと握手をし出発です!
そして最後に黒ちゃんとも握手をし、ドラム館の前でお別れ。お互いの目的地に向かって別々の方向にペダルをこぎだします。僕は北の富良野へ、黒ちゃんは北海道最南端・襟裳岬へと向かいます。
二日間、二人で旅できてよかったっス。

キャンプ場無料。広くてキレイで静か。文句なし。

国道38のみ。狩勝峠が少しきついが、勾配はゆるめなので淡々とのぼっていけばそこまで消耗しない。
道は広く走りやすい。

今日の走行距離 75km
総走行距離 2804km

新得の共働学舎にて。
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「旅は道連れ!!」北海道しんとこ 民宿ドラム館

今日は、とてもとても濃い一日でした。もう余力があんまないっすけど、とても貴重な一日だったんで書き残しておきます(ちょっと酔っ払ってます)。

昨日から旅を一緒にしている黒ちゃんとご飯を自炊したあと、
二人で自転車をこぎだしました。またもや濃霧です。テールライトを二人ともつけて帯広に向けて走り出します。もうとにかくこの辺りは寒いし濃霧が立ち込めます。真っ白で視界がない中、二人でブツブツ言いながら走ります。ブツブツブツブツ、ブツブツブツブツ言いながら走ります。風の音と車の音で会話はあまり成り立ちません。でも気にしません。北海道は曇りと雨が多いだの、走っても走っても景色が変わらないなど、二人でぶつくさ言いながらペダルをこぎます。
晴れました。
北海道は晴れると景色がいいねーと言ってまた帯広に向けてペダルをこぎます。
パンクしました。僕のタイヤが釘を踏み抜いてタイヤを見事に貫通してます
。なんとか走れますが亀裂がタイヤに走っていていつまで持つか不安です。
黒ちゃんは携帯の修理に帯広に、僕はタイヤの修理に帯広に出かけました。
帯広で、名物豚丼を食べました(一般的な豚丼とは全く違う焦がし正油のような苦味のある豚丼)。
二人で日本昔話みたいな笑えるてんこ盛り豚丼を注文。野獣ですね。僕も食われそうです。彼はこれを食べた後、なんか甘いものたべたいなあ、とかのたまってたので気を抜くとやられます。

そのあと、僕はタイヤのスペアを求めに山に、黒ちゃんはケイタイを修理しに海に行き、30分後に合流。
そのあとは今日の目的地しんとくに向かいます。今日は二人で同じ宿に泊まる予定だったので、またぶつくさ言いながらペダルをこいでこいで、またこいで。10km以上続く直線道路を進みます。進んでも進んでも進んだ気がしません。

しかし気合で宿にたどり着いた先は、ドラム館という、音楽とダジャレ好きの優しいおじさんたちの住む民宿でした。
ここで一食700円ほどで死ぬほどジンギスカンとご飯を食べさせてもらったあと、みんなでセッションしました!



僕もキーボードで参加させてもらいました!!下手だけど僕が楽しんだんでよしっ!満足です。
あとは飲めや歌えや。えんやこりゃ、なんやこりゃ。おじさんのダジャレ攻撃を一生分受け止めてお腹いっぱいです
。明日の朝を想像するとグーグー鳴ります。

黒ちゃんと生きてまた二・三ヶ月後にすれ違う時に会って飲もう!と誓いを立て寝ます。黒ちゃんはもうすでに爆睡!僕も寝ます。。明日、、は明日の風が吹く?
おやすみなさいっ!

国道38、地方道718。スーパー平坦。超快適。

今日の走行距離 95km
総走行距離 2727km

「再会!!」北海道浦幌 道の駅うらほろ

昨日からの濃霧が朝になっても引かず、2・3時間程パスタをつくって食べたり、まわりの野草を見たりしながら待ってみましたが、いっこうに霧が引きません。。。
もうすでに丸一日足止め。
しかし見ていると霧の濃さにも波があるので、少し霧が薄くなったタイミングで行こう!と、決めて30分くらい待つと若干霧が薄くなってきました。テールライトを二つ点滅させてGO!
しばらくは路側帯が広かったので割と走れていましたが、峠を下ってしばらく行くと路側帯がなくなり、霧も濃いため、再び立ち往生。。さすがにココに突っ込む気にはならんなぁ…
?なんか10mくらい先に横道が見える。なんやろあれ?と地図を見ると、海沿いに迂回できるダートコースと書いてある!ロードバイクでダートはつらいが、あんな怖い道路を走るよりマシやっ!と喜喜として突入!!振動スゴイし、時速7kmくらいしか出んけど全然楽!危険がないって素敵。ほんと助かった!!
海沿いのダートコース。

そのまま鼻歌まじりに5km程行くと音別という街に出ました。食料が少なくなってたので、セイコーマート(北海道で一番メジャーなコンビニ。どこの町にも必ず一つはある。)に向かい、買うものを買って、お昼ご飯の食パンにピーナツバターを付けて(美味い!安い!早い!三拍子揃った僕の定番メニューの一つ。)お店の前でもしゃもしゃ食っていると、、、
???
なんか見たことある自転車と人が……もしかして。
あ、向こうも気付いた。やっぱり。
二日前に最東端・納沙布岬で、一晩同じ宿に泊まった日本一周中のチャリダー・黒坂君!!
なんと、違うルートを通って再び音別のセイコーマートで再会!セイコーマートはチャリダーの聖地や。間違いない。
僕の方が短く走りやすい国道ルートを走ってきたんですが、霧に捕まってる間に追いつかれました。たくましいなー。あの霧の中走ってきたんや。。
そこから先は進む道が同じなので、今日の目的地・浦幌まで一緒に向かうことにしました!人と一緒に走るの初めてやわー。なんかいっつも一人やから不思議な感覚。
しばらく走って行くと雨も上がり霧もなくなり、だいぶ快適ロードに。ただ、三つあるトンネルには難儀しましたが…ここはホントに一人だと泣くかもな。ライト一個もついてない真っ暗闇のトンネルって何なん……怖すぎるわ。こーゆー時二人やと心強いわー。
トンネルを越えてしまえば、あとはるんるんです。話をしながら初の二人走行にて、ゆっくり浦幌の道の駅に到着です。
昨日今日と、もうほんとに霧にやられっぱなしや。結局今日は37kmしか走っとらんし。
道の駅うらほろにて。

二人でのんびりと、近くの銭湯に行ってさっぱりし、外で一緒に晩ご飯。黒坂君は米派でした!自転車に米2kg積んでいる強者!僕はパスタ派!
怪しさ爆発やなー。二人分、さらに倍でドン!
明日も目的地が一緒なので二人で向かいます。

国道38のみ。トンネルが3つあって、どれもこわい。他は割と走りやすい。

今日の走行距離 37km
総走行距離 2632km

「濃霧」北海道釧路の道端

今日は午前中晴れていてお昼過ぎに釧路に到着!
946の文字が眩しい!釧路はかなり大きな街ですね。お昼にスーツ姿の人がランチを求めて闊歩する姿を久しぶりに見ました。この規模の街に来たのは札幌以来です。基本的に道路かキャンプ場しか見ることないし。。
なんだか久々に街に来るとテンション上がります!特に意味もなく自転車で釧路の街をウロウロしてみます。
とりあえずお腹が減ったので、安いお昼を探してみると、サラダ盛り放題200円の文字が!!旅をしていると野菜の摂取が大問題になるので、ここで決定です。盛ってきました、限界まで。種類も豊富でたくさん食べれておいしゅうございました。
そのあと駅に向かうと、釧路湿原を観光できる「ノロッコ列車」というのがあり、午後はこれに乗ってのんびり観光しようかと本気で悩んだんですが、結局却下。まだ先は長いので足を伸ばして浦幌まで行くことに決定。

しかし自転車に乗ってしばらく行くとどんどん寒くなり、霧が立ち込めてきます。

行けるとこまで行こうと頑張ってペダルを回しましたが、峠に入ってしばらく進むと真っ白で車に後ろから追突されそうなレベルまで視界が悪くなってしまいました。小さなパーキングが道の横にあったので、そこに逃げ込みます。少し待ってみたんですが、引くどころかさらに霧が濃くなってきたので今日は断念です。パーキングの脇にテントを張って一晩過ごします。明日霧が晴れてくれればいいんですが…

国道44、38を進む。意外にも走りにくい。道は狭くボコボコ。逆に交通量は釧路を越えると急激に増えるので、かなりめげる。

今日の走行距離 88km
総走行距離 2595km

ノロッコ列車乗っときゃよかったなー。

「鹿と草を食い、鹿の横で寝る」北海道厚岸 筑紫恋キャンプ場

(電波がなく更新できず。内容は8月27日分。)

昨日ライダーハウス(ざこ寝式の格安宿。バイカー・チャリダーが多い。)で出会ったもう1人のチャリダーさんとは自転車旅のあるあるネタが尽きませんでした。
男鹿半島が今までで一番キツかった、という話が一致したところで「そうでしょ?!」とテンションアップ。「男鹿半島の坂を思えばもーどこでも行ける気がするよねー」と、あの苦行の道のりを理解してくれる人がいただけで感無量っス。
とにかくカロリーを欲するというのもチャリダーの共通点。二人コーヒーに砂糖入れまくって飲んでました。夜ご飯ももちろん大盛りで。
トンネルが自転車にとってどれだけ恐ろしい場所かというのも、もーほんとよーわかるわー。。こわいもん。歩道つけてよ。
バイカーのお二人も面白かったなー。Tさんの屋久島話聞いてたら、北海道の最東端にいながらも屋久島に心が飛んでしまった。。。話してるTさんの顔がもう屋久島の良さを物語っとったわー。ライダーハウス「とまりぎ」にもぜひ行ってみたいっス。
神戸のバイカーさんには色んな情報教えてもらいました。情報量ハンパない。。無料キャンプ場の情報はホントにありがたい。
たった一泊やけど人と楽しく話ができてリフレッシュ。朝みんなでコーヒーを飲んで別れ、それぞれの目的地に向かいます。
再び一人旅開始。

今日は久々の晴れです!5日ぶりくらいかな。北海道はホントに晴れの日が少ないなあ。やっぱり晴れると気持ちいいです。地元の人3人くらいに「今日は暑いねえ。」と言われましたが、普通です。。むしろちょうどいいです…
納沙布岬から地方道35を通り、根室から国道44。北海道らしい走りやすい道路が続きます。特に何もなくすんなりと目的地のキャンプ場、筑紫恋に到着。

このキャンプ場、、、鹿がいます。しかも1頭2頭じゃありません。15頭くらいいます。しかも10mくらいの距離にワラワラいます。。このキャンプ場に住みついてる?のかな(キャンプ場一面に鹿の食べれる草が生えているからみたいです)。その中に僕1人です。今日は他にキャンパーいません。。僕が自炊して飯食ってる横で、鹿の群れがもしゃもしゃ草食ってます。
日常から離れて違う空気を味わいたいという人にはオススメのキャンプ場かもしれません。夜になって寝袋に入っても5mくらい横で鹿がもっしゃもっしゃ草食ってます……
ちなみに人間も食べれる草(オオバコ・シロツメクサ)だったので、僕も鹿の横で味噌汁にして食ってみました。オオバコは割とおいしいなー。シロツメクサは苦いし草臭い。でもいっぱい生えてるからいっぱい食えます。ビタミンチャージ。
一泊210円。シャワー・コインランドリーあり。虫も少なく、とても快適なキャンプ場。鹿がいる。

今日の走行距離 107km
総走行距離 2506km

なんか異次元すぎて不思議な気分になります。
(朝起きたら鹿はいなくなってました。寝床に戻ったんかなあ。いつもいるのかどうかはよくわかりません。)

「日本本土最東端」北海道根室納沙布岬

本土最東端の納沙布岬に到着!霧でなんにも見えません。バイカーのお兄さんに記念写真撮ってもらいました。


今日はそれよりも、初のライダーハウス利用!!四人いて四人とも日本一周中という、強烈に濃いメンツで構成されております(チャリダー×2、バイカー×2)。色々情報交換をしながらご飯を共に食い、また旅行話をしながら寝る!!空気はまるっきり修学旅行や。なんかやっぱりやってることが似てるんで初めてあった気がせんわ。。名前すらよくわかってない状態で盛り上がれるってどーゆーことやろか。なんか面白いなあ。
そして出るわ出るわ、旅情報の嵐。覚えきれないほどの情報量。本州にも無料のキャンプ場けっこうあるがいね。なんてこった、1000円とかあり得ん。ありがたや。これで本土に戻っても生きていけそうな気がします…!
と、いうわけで、消灯っっ!!

「鈴木食堂」一泊500円。ざこ寝で他のライダー・チャリダー達と共に寝る。ここは布団がある、久々の布団。
鈴木食堂にて、根室名物 「さんま丼」。かに汁セットで1400円。さんまの刺身が豪快にのっかってます!食べて損なし!!激ウマ。

別海から国道243、国道44で根室を抜け地方道35で納沙布岬へ。

今日の走行距離 80km
総走行距離 2399km

大学生のアパートに皆がたむろってるような空気が流れております。

「絶景!摩周湖」北海道別海 ふれあいキャンプ場

摩周湖のインパクトが強烈でした!!
摩周湖に行くまでの登りも強烈でしたが、それ以上に現れた景色は自分の期待をかなり超えてました。

今日はずっと鉛色の雲が空一面にベッタリと張り付いていて「あー、これは摩周湖もだめやな…」と昨日の屈斜路湖に続き(昨日も曇りと雨でほとんど見えなかった)摩周湖もせっかく来たけどまともに見えないだろうなと諦め半分でした。
摩周湖に向かう峠の手前で、摩周湖方面から中国人らしき自転車乗りがやってきて立ち止まり「摩周湖っ?行く?」と片言の日本語で聞いてきたので「行く!」と片言で返すと、「ウンカイっ!!すごいよ!」という返答。「あぁ、雲海すごいのか、、やっぱ雲でなんも見えんのやな」と思い手を振り別れました。
そこからは標高670mくらいまで登りです!久々の峠にちょっとワクワクします。エネルギーをふりしぼって登っていくと頂上近くで急にカラッと晴天に!さらに登っていくと摩周湖の展望台からおっちゃんが「おー!元気やなー!もうすぐそこやー頑張れー!」と声援を送ってくれます。展望台は20人くらい人がいて皆が一斉にこっちを見たのでゲゲっと思いましたが、手だけ振りかえしておきました。おっちゃん声でかいな…
自転車を駐車場に停めて展望台に登っていくと、、雲も少なく絶景!!
あとはもう1時間ほどカメラ小僧に変身です。




レーパンでパシャパシャ写真を撮りまくるおっさん一匹。子供が怪訝そうな表情でこちらをガン見。
しかし日本にもすごい景色があるなー。
満足して自転車で峠を下っていくと摩周湖と反対側に雲海が出現。

?もしかしてあの中国人の言っていた雲海ってこれのことかな?

ちなみに、北海道の人に「摩周湖に行ってみようかと思うんですけど」って言うと、みんな何故か「…あー、確かに綺麗やけどねえ」と微妙な反応だったので、正直あんまり期待してなかったんですが。なんでやろ?キレイやけど。めちゃくちゃ。北海道の人にはこの手の雄大な景色はありきたりなんかなあ。

あとは平坦コースでのんびりキャンプ場へ。珍しく街中にあるキャンプ場なので、親子キャンパー(多分ご近所のグループで来てる)が異常に多い。土日は静かにはならないと思われる。
温泉(600円)コインランドリーあり。設備は素晴らしい。

屈斜路湖から地方道52で摩周湖を眺めながら湖畔を抜け、国道243を根室方面へ。摩周湖への登りがきついが、あとはいたって快適。

今日の走行距離 108km
総走行距離 2319km

「日ぃ暮れてもーがいや!」北海道屈斜路湖 砂湯キャンプ場

テントだと日が落ちるとたいして何もできなくなるので、日の出と共に活動を始めて日が落ちている間に寝るのが一番長く活動時間をとれます。
たまに出発が遅くなって、しかも調子が悪い上に登りばかりのコースで悪路だと「日ぃ暮れてもーぞいや、、(石川弁)」と焦りだします。日が暮れると走るのもテント張るのもご飯作るのも難しくなります。できないことはないけど…あえて真っ暗な中やろうとも思いません。こわいし。
昔の人は作業が遅れると、リアルに切実さを込めて「日が暮れてしまうぞ」って言ってたんやろうな。最近僕もよく呟いてます。お日さま様々です。

だいたい僕は朝5時に起きて夜9時に寝てます(日が落ちてからしばらくはランタンで活動してる)。が、、今日朝寝坊しちゃったんで、日が暮れそうになり、距離を短縮しました。摩周湖の向こう側まで行く予定だったけど手前の屈斜路湖のキャンプ場にテントを張りました。
明日はちゃんと起きよう。
日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖。

キャンプ場最高。一泊400円、トイレきれい。テントサイトも広く落ち着いていて、すぐ横に観光客用の売店も並んでいる。飲める温泉や日本一おいしいというソフトクリーム、貸しボートに、水辺の砂を掘ると温泉が出てくるという、お楽しみがたくさんあるキャンプ場。でも夕方5時ぐらいに全部お店が閉まる。
ここも湖畔なのに蚊が昨日おとついのトコより少ないなあ。快適やなー。

美幌から国道243で屈斜路湖まで出て、屈斜路湖からは地方道52で湖に沿って北上すると砂湯に出る。終始路側帯が広く走りやすい。美幌峠の登りがちょっときつめ。

今日の走行距離 77km
総走行距離 2211km

昨日のカニ、うまかったなあ……

「田中さんの行くお店」北海道網走 呼人浦キャンプ場

出発する前から一カ所だけ決めていた目的地がありました。北海道の網走です。
田中さんという、僕が以前いた会社のおじさんと今でもちょくちょく飲むんですが、「北海道にはよく行くんだけど、網走にも毎年行っていつも決まった居酒屋で飲むんだ」という話を聞いていました。
旅に出るに当たって「あぁそーや、今度飲む時の酒の肴になりそうやし、田中さんが話してた居酒屋に自転車で行ってみよう。」ということでなんとなく網走が最初の目的地になってました。

その網走にやってきましたー!
今日は走りながら山野草と図鑑を照らし合わせて、食べられるかどうかを確認しながら走ってきたので網走に着いたのは4時ごろになっていました。もしかしてお店あいてるかも、と行ってみるとすでにのれんがかかっていて中から話し声が聞こえてきます。お店はカウンターのみの小さなお店で元々は魚屋さんだったらしく、今はご夫婦と息子さん三人でラーメン屋兼居酒屋をされているようです。
のれんをくぐると時間が早いのでカウンターに女性が一人だけ。その女性が
「いらっしゃーい!」と元気な声で迎えてくれました。毎日来てる常連さんだそうで、生ビールも何故かその女性がサーバーからついでくれました。オススメメニューと、漁師ならではの食べ方も教えてくれました(漁師の娘さんだそうです)。それはとてもシンプル!茹でた新鮮なカニにちょっと醤油かマヨネーズをつけてあったかいご飯に乗せ、かきこむ!!「うちのおじいちゃんはこれでご飯おかわりするからね」とのことです。わかるわかる、3杯いけるわ。このシンプルな食べ方が美味しいのも食材が新鮮やからなんやろうな。カニカマじゃご飯3杯はムリや。
うんめーなこりゃ、、明日も食いたい。。。これ食うために本気で網走にもう一泊したい欲求にかられる。。
でもダメやっ!今日は奮発したけど二日連続はムリや!先も急がんといかんし。
巨大なカニ半分で1200円。うまいっ。
他にもホタテとホッキの刺身てんこ盛りと生ビール2杯、ご飯2杯、酢の物、全部で3800円!?ホタテとホッキの刺身がホントに美味しかった!正直、貝はそんなに好きじゃないんだけど、美味しくてペロッと食べちゃいました。全然くさみとかない……ホントに新鮮なのはこんなに美味しいのね。これならオレでも全然食べれる。うまい。

田中さんの話をしたらおばさんは覚えていたようです!一年に一回しか来んのに!すごい!田中さんが次回来た時に今度は僕の話がネタになればいいっスね。
おじさんとおばさんがお二人とも絶妙な空気を醸していて、なんて言うんやろ。。客商売っぽくないというか。実家に帰ってきてホッとしたような感覚に似てるなあ。次来た時に「ただいま!」って言いたくなるお店でした。
(網走の「いしざわ」というお店)

キャンプ場無料、とてもきれいで広く無料とは思えない。が!ここも虫が…蚊が!!強烈。。全身虫さされ。湖畔のキャンプ場はどこもそうなんかもな…もーテントから出たくない。。

海沿いの国道238をずっと走る。最後20kmぐらい網走まで快適な自転車道あり。

今日の走行距離 107km
総走行距離 2133km

網走刑務所。

「ぷる旅、再スタート!」北海道紋別市 コムケ国際キャンプ場

祖母のお通夜とお葬式に出るため、石川の実家に帰ってきました。2年間祖母の家で一緒にご飯を食べていた時期があり、かわいがってもらったのできちんとお別れができて良かったと思います。
普段なかなか会えない兄弟・いとこみんなに会えたし。帰りは関東組10人で遠足のように帰ってきて楽しかったです。

人の死に直面する機会って普通に生活しているとあんまりないので、実際に直面すると、改めてどう生きるかということを考えさせられます。
僕にとっての一番大事なものは何か、生きているうちにどうしてもやっておきたいことは何か、というとやっぱり一つしかありません。それは、昔よりもハッキリしてます。旅ではないな、旅は下地かな。でも下地って、大事やと思う。

と、考えつつ北海道紋別の野に帰ってきました。またテント生活かー、、、がんばろう。
自転車と荷物を空港の駐車場に預けて(お世話になった受付のお姉さんが毎日チェックしてくれていたらしい。ありがとうございます。)帰ったため、予想はしてましたが、、
くさっっ!?!?めっちゃくさっ。荷物がバッグの中で熟成されとる。。
カビこそ生えていなかったものの、この匂いはまさしくそれやなあ。テントも、、、まぁ最初から臭かったしカビ生えてないだけマシか。
どしゃ降りの中テントたたんで空港まで走って、そのまままるごと自転車置いて飛行機乗ったからな、予想はしてたけど……くっさー。。くさいけど出発。
今日は空港に着いのが1時くらいやったし、一番近場のキャンプ場に行ってサックリとテント張ろうと思い、空港から10kmくらいの所にあるキャンプ場目指してペダルを回すと、重っ!!よーこんな重い自転車乗っとったなーと思いつつ、ぷるりと道を進んで行くとなんだかパトカーが同じ速度で後ろをついてきます。
???なに?オレなんか道路交通法違反した?、、、
「今この辺りにーっっ、熊が出ておりますっ!!!くれぐれもーっ気を付けてーっ行ってくださいっっ!」
うそ、どー気を付けんの?とりあえずお葬式の後、兄弟でご飯食べた時にお店でもらった鈴を自転車に装備。
鳴らんな、これ……もっと振動でチリンチリン鳴るかと思っててんけど。あとは、逃げるだけやよな。北海道ってホントいたる所に熊注意!の看板あるね。
熊はおらず、無事キャンプ場に着いたので速攻石鹸でくさいやつらを洗濯。少しはマシんなったかな。

そのあと自転車修理。
実はこの間けっこう盛大にずっこけて自転車のハンドルがひしゃげてしまっていたので、地元に戻ったついでにハンドル買ってきました!ハンドルが左右対称じゃなくなってしまったのがかなりストレスだったので、これでだいぶ走りやすくなりそう。

それから日がくれる前に山菜取りに行ってきました。また時間のある時に、僕の食生活の変化も書こうと思います。一ヶ月の間にけっこう変化があったし、これからも変わりそうです。

キャンプ場は一泊200円で、シャワー・コインランドリー完備、コムケ湖に沈む夕陽もキレイ。だが、、尋常じゃない虫の攻撃が…虫除けが全く効かない。。虫さえ少なければ最高のキャンプ場。

今日の走行距離 9km
総走行距離 2026km

コムケ湖の夕陽。

「中断します」紋別空港

祖母がなくなったので、中断して石川の実家に向かいます。

今日の走行距離 111km
総走行距離 2017km

北海道枝幸 はまなす交流広場

今日も短めにして70kmで終了。膝はまだ痛みがあるが昨日よりは調子が良さそう。しかし眠い…走りながらも眠気が常に襲ってくる。。昨日のキャンプ場では色々悪条件が重なりよく眠れんかったしな。。今日は早めに寝よう。

このキャンプ場も無料。北海道は無料のキレイなキャンプ場がたくさんあるなあ。ここにもやっぱり住みついてるっぽい人?がいるけど。設備は炊事場のみで、トイレは離れた道の駅まで行かないとない。

ひたすら国道238を進む。走りやすいが、ここはいつも風が強いらしい。今日はずっと強い向かい風に悩まされた。もしかして明日もかなあ…
下りで15kmしか出ないってどういうことや。

今日の走行距離 71km
総走行距離 1906km

神威(カムイ)岬の岩山。神が住む場所という意味があるらしい。

「最北の土地へ」北海道猿払さるふつ公園

今日は快晴!よしっとペダルを踏み出すと膝が痛いっ!治ってない。
立ちこぎをすると痛いので座ってペダルをクルクル回して進みます。
稚内を出発して2・3時間進むと宗谷岬の看板が見えてきました。日本最北の地です。
特に目的地もないのでとりあえず行ってみるかというノリでやってきましたが、もうすぐ最北と思うとなんだかちょっと元気が出てきます。単純やなー、自分。
宗谷岬は道の駅になっていて、けっこう人で賑わってます。自転車で駐車場に入っていくと、最北地点のモニュメントに記念写真を撮る人の列ができてます。なんか、、ちょっと気恥ずかしいなぁ、、と思いつつ僕も後ろに並んでいた人にシッカリ撮ってもらいました。

周りには最北の食事処、最北の宿、最北のガソリンスタンドなど最北という名のお店が並んでいますが、基本的に観光施設で高いので最北の海を見ながら買ってあった食パンをかじります。

海の向こうにサハリンが見えることもあるそうですが、今日は残念ながら見えませんでした。
あと海っぺりにスピーカーが仕込んであって「宗谷岬の歌」という昭和な歌が延々流れています。とってもシュールで気に入りました。

やっと着いた、、と少しホッとしたところでまた自転車をこぎだします。何故か膝の痛みがあまり感じない?感じてないだけ?こういうことってちょくちょくあるんだけど。フッと痛みを感じなくなってそのまま治っちゃう時。でも逆にそのあとガツンと痛くなって前より悪化する時もあるし。。こればっかりはどっちのパターンか自分でもよーわからん。
でも朝あんだけ痛かったんにいきなり治るか??
と、いうわけで今日は65kmで終了。明日も短めにしとこうかな。

稚内から猿払までひたすら海沿いを走る。平坦で路側帯も広く走りやすい。

キャンプ場一泊 400円。ただし3時までテントを張らせてもらえないので注意。隣の温泉350円。コインランドリーなし。

今日の走行距離 65km
総走行距離 1829km

北海道稚内森林公園キャンプ場

今日は朝からどしゃ降りだったので走るのやめました。一日テントの中でジッとしてるのは、それはそれで嫌いじゃないです。やりたいこともあるし。

しかし雨だとトイレに行くのがおっくうになるなぁ。。

関東甲信越中部一周

2011年、初めて自転車旅に出ました。実家が石川県能登半島なので「ツール・ド・のと」という自転車で能登半島を一周するロングライドイベントに一度くらいは参加したいと以前から思っていました。
9月半ば開催なので9月に入ったあたりから、今住んでいる横浜から石川まで自走で参加してみたい!と思い、1週間程で準備を整え出発しました。
ルートは横浜から国道17で埼玉を抜け、軽井沢を通り新潟県直江津、そして日本海沿いに富山・石川と向かいました。ツール・ド・のとに参加したあと、今度は富山の庄川沿いに南下し、飛騨高知を抜け長良川沿いに名古屋まで出ます。そしてあとは東海道で横浜まで1700kmほどの自転車旅でした。
しかし初めてだけあってかなり問題だらけ。足りないものや壊れるものや、改善する余地は山ほどありましたが今思えば良い経験でした。
とりあえず無事帰れて良かったです。

「それをサマーウォーズと呼ぶ」北海道稚内森林公園キャンプ場

昨日おとついと後半の40kmくらいになるとかなり膝が痛んだので、今日は昨日と同じ無料キャンプ場にテントを張ったまま、キャンプ場をプラプラしたり海辺へ行ったりしてリラックスして回復を待っています。
ただこのキャンプ場はかなり高台にあり、一度下りると戻るためには15%前後の長めの坂を登って帰らなければなりません。ヒルクライムに出ている人ならどれくらいの坂かわかると思いますが…しかしキャンプ場周辺には何もないため何か必要になると町に下りるしかありません。結局湿布と固定する包帯を買うため下りてきましたが、、まあ1kmあるかないかくらいの坂やしな、なんとかなるか。

旅も出発してから21日目。生活のほとんどはキャンプ場でテント生活です。
今は夏休みでキャンプシーズンまっさかり。どこのキャンプ場もかなり賑わっています。多いのはやはり家族連れ。
天井知らずの子供のテンション(特に男子)!とどまることをしりません。底のしれない精神力を爆発させます。ココはオレのフィールドだぜ!と言わんばかりに元気な声が峡谷に響きわたります。
それに対して高まり続ける親のイライラ!子供の爆発しちゃってるエネルギーに対してしかる親も爆発寸前です。ほっとくと怪我でもしそうやしな。そのエネルギーで何しだすかわからんもんなあ。どこのキャンプ場でもよく見る光景です。時に大噴火を起こしている親御さんもけっこういます(だいたいお父さん)。
僕はこの父子の戦いを「キャンプ場のサマーウォーズ」と呼ぶことにしました。
テントは音が筒抜けで、少し離れたテント内で小声で話していても内容が充分理解できるくらいなので、このサマーウォーズが始まると「おぉ始まったな」と思いつつ、正直落ち着けないので僕はだいたい買い物など外に出る用事を先に済まします。今日は2ヶ所で同時多発サマーウォーズ。
だいたい夜になると子供が遊び疲れてダウンして静かになるんでいいんですが、朝になるとまた復活します。
でも夜中のカブトムシ取りは子供に加えてお父さんも結構ヒートアップする(むしろお父さんの方がヒートアップしてることも多い)ので、その時はもう僕もあきらめます。
でも9月に入って、このキャンプ場の夏の風物詩がなくなると思うとちょっと淋しくなる気もするなぁ。。

今日ドラッグストアで安いイヤホンを売っていたので買ってケイタイに入れてあった音楽を聞いてみました。今までやったことない生活やったから久々に聞くとホント音楽に癒されるわー……

「また会いたいっスね」北海道稚内 森林公園キャンプ場

昨日ブログをアップしてからキャンプ場横の、道の駅にあるお風呂に入りに行ったところ、自転車で旅してる様子のイケメン君と出会い、どちらからともなく挨拶して話しだすとやはり自転車旅をしていて日本縦断中とのこと。やっていることが似ているので生活習慣や食べるもの、話の方向性もやっぱり近いものがあります。なによりとっても礼儀正しい人で、なんだか初めてあった気がしません。小一時間話してテントを並べて張り、夜ご飯を一緒につくっていると壮大な夕陽が眼前に広がり始めました。

ご飯を食いながら2人で撮影会です。かなりきれいだったんで他の人達もみんな写真撮ってました。こうしてきれいな夕陽に気付けるのは自転車旅ならではかもしれません。

色々話せてよかったです。僕は旅歴がそんなに長くないので情報はたくさんいただきましたが、あんまり提供できなくて申し訳ないっス。。盛岡に行ったらぜひとも彼から聞いた「じゃじゃ麺」を食べたいと思います!もう脳みそがじゃじゃ麺になってしまいました。
朝テントをたたんで記念に写真を一枚。

彼とは進む方向が逆なのでキャンプ場で握手をして僕は北へ、彼は南へと進みます。また会いたいっスね。

今日の目的地稚内のキャンプ場に到着。海岸沿いの地方道106はこれ以上ない快適ロード。平坦でまっっすぐで左手は日本海、右手にはサロベツ原野が延々続きます。

やっぱ右膝がいてー。休めば治りそうやけど。明日どーすっかなぁ。

このキャンプ場は無料。そんなにきれいじゃないし人が多くて落ち着かない。ホームレスっぽい人も住みついてるなー。まあ無料だからな。

今日の走行距離 108km
総走行距離 1753km

北海道初山別みさき台公園キャンプ場

膝がいてーな。疲労で筋肉が硬くなって少し膝を圧迫してんのかな。炎症をおこしてるっぽいので湿布を貼って大人しくしよう。明日までに落ち着くだろうか。氷もあるといいんだけど。

今日は留萌まで出てひたすら海沿いを北上しました。割と走りやすい。

今日の走行距離 112km
総走行距離 1642km

道端に突如現れたひまわり園。

「デカいねやっぱ」北海道秩父別ファミリースポーツ公園キャンプ場

今日は平坦コースで少し楽できました。それに北海道に来てから初めての晴れの日サイクリングです。今までは寒いし暗黒だし工場ばっかだし、とぶーぶー言ってましたが札幌を越えて北に進むと段々自然が増えてきました。

石狩川に自転車道があったのでまたこりずに行ってみました。アタリです。大自然ドドーンな感じです。
雲の影が移動していくのがハッキリ見えるくらい広い草原が見渡す限り続いてました。その中を延々自転車道が続いていて、途中中学生カップルが地下道でハグしてるのをジャマしてしまいましたがとっても良い道でした(通り道なので近づいていったら2人がハグをやめて離れていった、、、申し訳ないっス)。
北海道の景色をちょっとだけ垣間見れたような気がしました。なんかもう、、、日本じゃないね。デカさが。
なんとなく駿さんのシュナの旅を思い出した。


1時過ぎに目的地秩父別(ちっぷべつ)に到着。キャンプ場は公園の一角にあって、一泊1000円だけど管理人さんがいる時に徴収してまわるシステムらしく、日が暮れてからテント張って早朝出ればもしかしたらタダで泊まれるかもよ、と公園の草刈りしてるおじちゃんが教えてくれた。マジっすか。じゃー…あとでテント張るか。1000円はでかい。

今日の走行距離 113km
総走行距離 1530km

「走れるようにせんならん」北海道札幌市 札幌モエレ健康センター

昨日必要に迫られて自転車に新たな装備を色々くっつけました。今日の朝出発すると、新たに増やしたバッグが揺れてホイールにガッツンガッツン当たります。。このままではホイールかバッグが壊れる…巻き込んで転倒とか最悪やし。どーしよっかなあ、と考えながらしばらく走ったんですが、札幌から離れるといつ欲しいものが手に入るかわからんし。もし自転車壊れたら最悪や、もう一回札幌戻ってちゃんと走れるようにしてから再出発するか………
と、いうわけで札幌近辺まで戻りホームセンターと100均を探しては使えそうな物を物色。バッグの中に硬い板を入れれば揺れはなくなりそうです。でもなかなか使えそうな物がないなぁ。ちゃんとしたボードを買ってちょうどいいサイズに切ってもらうと一枚で3000円ぐらいかかってしまうし…左右で2枚だから6000円……ムリや。
何か買える値段で使えるものないかなあと物色していると、色んなサイズのホワイトボードがありました。割りと軽いし、バッグの背面にちょうど入るサイズないかなあ、と試してみるとドンピシャ!しかも700円!
その他、バッグを付けるための金具も100均のものでは不安があったのでホームセンターでしっかりしたものを購入。なんだかんだ細々したことをやっているともう日が暮れはじめている……
こんなんなりました。

ホームセンターでヘルメットかぶって物色中、地元のお姉さんに「自転車ですか?」と声をかけられ話しこんでいるところ、通りがかったお兄さんに写真を撮ってもらいました。
なんか僕の頭にのせてますね?とても気さくな方でした!

そんなこんなで今日もお店をまわって自転車をいじって、だけでまた日が暮れてしまいました。
現在近場の健康センター。一泊1600円。

明日は問題なく走れるといいなぁ。

「北海道対策」北海道札幌市 ルートイン

今日は一日北海道の寒さに対応するための装備を調達して、どうやって自転車に積むのかだけで終了。
僕の自転車はクロモリのロードレーサーで旅用のランドナーではありません。強度的に不安なのであんまり大きなバッグを装備してません。しかし北海道の寒さを感じて、防寒着の必要に迫られ、そうも言ってられなくなりました。
と、いうわけで荷物をさらに積めるように(無理矢理)増設できるようなザックを探しました。
時間かかりましたが、ありました!なんとか自転車に付けられそう(無理矢理)!今つけてる後ろのサイドバッグの上とキャリアに積んでる荷物の隙間にそのバッグをつけます(リュックサックです)。容量でかいです!一個で20リットル?15だっけ。少なくとも左右で30リットルは増量されました。
これで防寒着も余裕で入るなー。お土産も入れられるんじゃない?これ。
ただし、こわれなければ!、、という条件付きで。こーゆー用途で使うものじゃないからなー。。。どやろ。こればっかりは使ってみんとなんとも言えんな。壊れたら、、、とりあえずゴミ袋に入れてくくっつけて進むしかないかな…
こっちのザックには衣類とか軽めの物を入れるようにしよう。
このザックを購入したアウトドアショップの店員さんにはとてもお世話になりました。こんなイレギュラーな使い方を前提に物色している自分にも丁寧に対応してもらい嬉しかったです。
若い女性と久々に話したな。。オジサンとかオバサンとはしょっちゅう話すけど。

なんとか自転車に積めるようになったので、そのあと防寒着を探し回り、それで日が暮れました。

北海道テレビ行きたかったなあ。水曜どうでしょうのカントリーサインの旅(?絵はがきだっけ?)でちょっとだけ出た時計台だけ見てきました。

「大都会札幌」北海道札幌 ルートイン

札幌到着!久々の街に懐かしさを感じました。でも東京となんも変わらん。。オンちゃんはどこにおるんやろ。

今日は苫小牧まで海沿いに進み、そこから札幌まで続いている自転車道(国道276と453沿い)が地図にはのっているのでそちらに向かう。実はおとついからずっとそのルートで行こうと目論んでました。今まで通った自転車道がかなり快適だったから。でも、これは……ただのデコボコな歩道や!!こりゃひどいわ。選択を間違えたな。。歩道よりデコボコな自転車道ってなんねんて……普通に一番大きい国道36を行くんやった。自転車道って結構ひどい道多いからあんまり期待せん方がいいよという話は聞いてたけど。
こないだ話をしたチャリダーさんが国道36を通って札幌行ったって言ってたから、ダメもとチャレンジでこの道を試してみようと思ったけど、、、ダメやった。登りはきつく、下りはガタガタ過ぎてスピードが出せず全然進みません。
今日もパラパラ雨が降ったりで天気がグズグズ。そして寒い。やっぱ寒い!半袖だけじゃむり!道民の方々はみんな半袖やけど。明日札幌でお店探して装備を買い足さんとホントに体調崩しそうな勢いで寒い。今日は峠越えで曇りやったのもあるけど、半袖でガタガタ震えるくらい寒かったぞ?これで稚内とか行ったらどうなるんや。

今日の走行距離 98km
総走行距離 1382km
支笏湖。一瞬お日様が出た。

「雨やー」北海道白老町 ポロトの森キャンプ場

朝からパラパラと雨。小雨だったので出発。走っているうちに雨は上がり曇りに。目的地の白老町に着いた途端ポツポツときた。これはくる!となんか知らんけど直感。自炊は無理やからすぐ食べれるもの買っとかんとヤバイな、と思ってコンビニで弁当を買う。キャンプ場に着いた途端にドバッと降ってきた…なんとか雨かわせた。。
必要に迫られるとそういう予感も働くんやろうか?
しかし雨やとトイレ行くのもめんどいなあ。。出入りする時に濡れるしなー。台風とか来たらどうしよ。
とりあえず明日晴れたらいいなぁ。

今日の走行距離 120kmくらい(自転車のとこまで確認しに行くのがおっくう)
総走行距離 1200kmくらい(同上)

国道37から36を走った。ゆるいのぼり下りが多い。トンネルが多く走りづらいところもあるが、まーぼちぼち。

このキャンプ場はあり得ないぐらい川がきれい!リスもいる!晴れていればすごくいいところだと思う。600円。

北海道長万部 長万部公園キャンプ場

なんもねー……
北海道、なんもねーずら。。。
ただひたすらまっすぐな道、変わらない風景。増幅される孤独感。寒いし。

自発的に旅しに来たというより、なんか流刑に処されたような感じが……
東北は楽しかったなあ。男鹿半島も青森も、刺激がたくさんあったし。あんまり言うと北海道の人に怒られそうや。。。

北海道入ってから旅人は確実に増えたなー。チャリダーもバイカーも多い。
で、みんなお互い挨拶をする。大体手をあげる人が多いが、ブンブン手を振る人や堂々たるVサインをかます人もいる。
バイカーもプッとクラクションを鳴らしガッツポーズをしていったりグッドラックをしていったりする。そしてサイドミラーでこちらの反応をのぞいている姿がなんだかかわいらしく見える。
そういうことでちょっと元気になる。

それぐらいかなあ。なんもないんだよなあ。単調だわ。。何か変わった挨拶考えてみようかな。

今日のキャンプ場は500円で落ち着けるっす。

国道5を延々走りました。道が広くて走りやすいです。

今日の走行距離 105km
総走行距離 1155km

「ねぶた」北海道函館 健康センターゆとり

昨日青森のねぶたを生で見ることができました。やっぱり実際見てみると迫力がすごい。
イカ焼きを売り歩いてるおばちゃん2人がいてイカ焼きを買って食べるとめちゃくちゃうまいのでそのあと何度も買って食べてたら、おばちゃんと仲良くなって30分ほど色んな話をしてくれました。このイカは龍飛岬で取れた新鮮なものでこの美味しさを皆に知ってもらうために今日は激安で売っているんだとか。イカ焼き1個250円、サービスでイカめし2個がなんとタダ!いいの??ホントに。すっごい美味しいけど、このイカめし。
「ラッセーラー」は酒を「出せーじゃー」がなまってラッセーラーになったとか、本来は踊り子は頭に飾りのついた傘をかぶるのが正装だとかねぶたについての話を聞かせてくれた。「一緒に踊りに行きましょー!」とまで言ってくれたが、、さすがにおばちゃん商売中なので遠慮した。でも、おばちゃん行く気満々やったな。。イカはいいの??
すぐ近くにお店をやっているらしく、あとで寄ってくださーいということで、寄ってみた。
青森駅から徒歩10分ほどのところにある「いっかい」という居酒屋でまだお店ができて2・3ヶ月程らしい。お店に入っていくと5人くらいお客さんがカウンターで飲んでいて、さっきのイカを売ってたおばちゃんたちもその中に入って一緒に飲んでいる。そのおばちゃん2人が「いらっしゃーい!」と元気に迎えてくれる。来ている人は皆常連さんばかりで、おばちゃんが僕を紹介してくれた。魚屋さんの店主さんと社長をやってるおばちゃんと常連の石ちゃん、という顔ぶれに若い超絶美人のママさんとバイトの女の子。2人でお店をやっているようで、おばちゃんたちはヘルプで入ったり入らなかったりらしい。
ねぶたの今昔ばなしや地元の料理でもあれは美味しくないとかあそこのは美味いよね等等、ジモピー情報満載。僕が気になってたカレー味噌牛乳ラーメンは美味しくないそうです。食べんくてよかった…
みんなで話していると、郷土料理のしょうが味噌おでんをサービスで出してくれて、そのあとも余ってるからと大量の焼き枝豆やイカ焼きやらと結局サービスだけでたらふく食べさせてもらった。結局お酒代1000円しか払っとらんけど、、、ホントにいいんですか?と聞くとまた帰りに白い恋人持って来てくれればいいですよ!と。太っ腹すぎる…えーえー、寄らせてもらいますとも。その時は今日のお客さんにも連絡してみんな集めときますから!早めに連絡してねと言いながら、おばちゃん達が売っていたイカめし4個をくれました…太っ腹すぎる!今日イカだけで7はいタダで食べさせてもらって(全部で11パイ食べてる)、他にもいっぱいもらった。。しかし、ここのイカはホントにうまい!全然飽きない!
結局4時間ぐらいみんなとそのお店にいました。

そのままフェリーに向かい北海道入りしました。
北海道!寒い!

「ババヘラよ さようなら」青森県青森市 センターホテル

秋田のババヘラアイスには相当お世話になり、秋田通過中7回ほど寄りました。今日青森に入ってしまったのでもうお別れです。さみしいです。
猛暑続きだったので、ババヘラアイスでかなりクールダウンできました。また秋田に来たら食いたいと思います。
さようならババヘラ。ありがとうババヘラ。

おばちゃんに「ねぶた見ていかんの?」と言われて調べたらちょうど明日からなので一日休んで見ていきます。
あさってフェリーで北海道行きます。

今日は全く体が動かず。疲労やね、男鹿半島の。明日回復させる。

青森県はジュースの自動販売機に缶・ペットボトル用のゴミ箱を一切置いてません。不思議に思って地元の人に聞いたら「え?普通あるものなの???」と言われました。秋田まではあったんですが、青森に入った途端なくなりました。ゴミの分別がかなりゆるいそうなのでその辺が関係してるんでしょうか。

今日は安ホテルに泊まります。体の疲労を抜きます。

今日の走行距離 134km
総走行距離 1029km

ずっと国道101。最後だけちょびっと国道7。道が狭くデコボコで走りづらい。コンビニ等もかなり少なかった。

地元のおじさんに本州最北端大間崎に行った方がいいよと言われたけど帰りにしよう。おじさんが絶賛するマグロのお店教わった。ガイドブックとかには載ってないらしい。
大間崎からのフェリーの方が断然安いけど、大間崎まで行くと予定がまたのびのびになるしなあ
。日本一大きいイチョウの木。
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プロフィール

みばやし やすし

Author:みばやし やすし
さすらう、ころぶ、おきあがる。
生:1978年
身長:168cm
体重:58〜65kgを随時変動
なわばり:石川県七尾市(2019.6月に横浜から引っ越し)

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